COURSE 03
鎌倉住民御用達！材木座のおしゃれショップ探訪

おしゃれなカフェで朝ごはんを食べたり、ハイセンスなギャラリーをのぞいたり、子どもと海で遊んだり。
一度は憧れる鎌倉ライフの様子を垣間見れるのがこちらのコース。
休みの日は鎌倉で過ごすことが多いという村口 良さん一家の、週末の恒例行事となっている由比ヶ浜までの散歩コースでは、材木座エリアのおしゃれなショップを巡ります。
地元の人たちに交じってお買い物を楽しみながら、材木座海岸を目指して気持ちよく散歩しましょう。

PROFILE:
村口良さん　Ryo Muraguchi

B:MING by BEAMSディレクター。
オンとオフをきちんと切り替えられるライフスタイルを送りたい、と6年前に横浜から鎌倉へ移住。
休みの日は、子どもを連れて由比ヶ浜まで散歩したり、家で料理を楽しんだりと近所で過ごすことも多い。
そのおしゃれな鎌倉ライフはさまざまなメディアでも取り上げられ、注目を集める。

- START -
建長寺
妙法寺
Calender
STOVE / JOHN
鈴木屋酒店
with Kamakura
- FINISH -
TIME：165 minute

RECOMMEND POINT

縁起
当山は建長五年(1253)、日蓮聖人が鎌倉松葉谷を布教の拠点と定め、小庵を結ばれた地に建立された霊跡寺院である。
中興開山とされる第五世の日叡上人は、後醍醐天皇のご子息大塔宮護良親王の子である。
延文二年(1357)、日蓮聖人を慕ってこの地に堂塔伽藍を復興され、自らの幼名である楞厳丸に因んで楞厳山妙法寺と称し、山頂に両親の墓を建てて弔った。
永正年間には第十一世日澄上人が『日蓮聖人註画讃』『法華経啓運抄』などを著し、学僧として名を上げた。
江戸時代には徳川光圀公が創建した水戸三昧堂壇林出身の第三十二世日応上人、第三十三世日慈上人が寺門の興隆に努め、十一代将軍家斉公はじめ将軍家や徳川御三家、肥後細川家などの武家及び市民の帰依を受け、日本最初の川施餓鬼を隅田川の永代橋で行った。
当山の総門、仁王門、法華堂が朱塗りであるのは将軍家斉公を迎えるためであったとされており、明治中期までは境内に将軍御成の間が置かれていた。

「見晴らしのよい山頂から海と伊豆半島を眺める絶景に癒やされます」（村口さん）

TIME：45 minute

RECOMMEND POINT

2022年7月にオープンしたばかりの「カフェ カレンダー」は、早くも地元の人たちの憩いの場として定着しています。
生産者にフォーカスし、農園から直送された高品質で透明性のあるコーヒー豆を自家焙煎。
地域の人と生産者を繋ぐ役割を果たしています。
美味しいコーヒーはもちろんのこと、地産地消にこだわり県内の食材を使用したホットドックなどのフードも人気。

「イートインができる軽食のあるお店は意外と少ないので、重宝しています。自宅でもココのコーヒー豆で淹れています」（村口さん）

TIME：30 minute

RECOMMEND POINT

ソファや家具の設計、デザイン、内装を手掛けるオーナーが、ショールームとして構えた「STOVE」は、作家モノを中心に暮らし周りの雑貨や手仕事モノなど、愛着を持って使い続けられるアイテムが揃います。
センスの良い雑貨は、普段使いはもちろんギフトにもぴったり。
そして、その1件隣にあるギャラリー兼カフェ「JOHN」は、実は「STOVE」とオーナーが一緒。
陶芸はもちろんイラストやアパレルなどバラエティ豊かな企画展を開催し、地元の人でにぎわいます。
併設されたカフェでゆっくりコーヒーを味わうのもおすすめ。

「来るたびに新しい発見があるSTOVEは毎週通うお店のひとつ。通りがかりに覗けて、アートを気軽に楽しめるJOHNもお気に入りスポットです」（村口さん）

TIME：40 minute

RECOMMEND POINT

鎌倉のワイン文化を支え、由比ヶ浜の地で100年以上続く「鈴木屋酒店」。
世界各地のナチュラルワインを厳選してラインナップする、ワイン好きには知られたお店です。
豊富な知識で好みに合ったワインを提案してくれる4代目店主、兵藤さんとの会話も楽しみのひとつ。
毎週日曜日にはテーマ性の高いワイン2～3本を比較しながら楽しむ角打ちスタイルの営業も。

「来客時のワインの購入は決まってココ。知る人ぞ知るセレクションにうならされます」（村口さん）

村口良さん　Muraguchi Ryo

「鎌倉は衣・食・住がコンパクトに詰まった街。
観光でにぎわう大通りだけでなく、細い小道を入っていくと意外と知られていないイイ店がたくさんあるんです。
最近は自転車の人も増えていますが、徒歩で周るからこそ見つかるスポットも。
今回は、そんな地元民が知る鎌倉の奥深い魅力を発見できるコースにしました。
海まで一直線に向かっていくコースなので、のんびり歩くだけでも気持ちがいいですよ。
帰りは材木座海岸で遊んでいくのもおすすめです」