街でもキャンプでもシームレスに使えるSHAKAのサイドゴアブーツ
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ファッションのトレンドにもマッチしていて、難燃・撥水加工&全地形対応のATソールだからそのままアウトドアにも行けるSHAKAのトレックチェルシーAT。活躍するフィールドが違うエキスパートふたりのスタイルをお届けします。
― PROFILE
福田麻衣さん
スタイリスト
2007年に独立。ストリートファッションやアウトドアに精通し、レディースだけでなくメンズもカバーできる守備範囲の広さで、雑誌やブランドカタログを中心に活躍。プライベートではブランドディレクターの旦那様、8歳の長男とキャンプやフェスを楽しむ一面も。
着用モデル:433201 TREK CHELSEA AT/BLACK
仕事もアウトドアもOKなサイドゴアブーツに出会えた!
01. 親としての時間も大切にしながら仕事に向き合う
― キャンプブームでアウトドアブランド関連の仕事も増え、多忙な日々を過ごす福田さん。この日は朝いちばんに、なじみのショールームの2022年春夏シーズンの展示会に足を運びました。
「SS(SPRING&SUMMER)は色や柄も華やかで、テンションがあがりますね!このカットソー、やわらかくていいですね。こっちは古着っぽいグラフィックがかわいい!」
― 商品の貸し出しや撮影に追われる日々ですが、時間があるときには情報収集もかねて展示会めぐりを欠かさないそうです。大量の仕事を抱えながらも、子育てや家事を両立し、充実した日常を過ごしています。
「仕事は忙しい時期とそうでない時期の落差がけっこうありますが、家のことは夫と協力して乗り切っています。親としての責任もしっかり果たしたいと思っているので、息子の習い事の送迎をしたり学校の勉強を見たり、できる限りのことはしたいです。コロナ禍前は家族で海外旅行やキャンプにもよく出かけていましたが、今は以前のようにできないから、ベランダで朝ごはんを食べたり、プチアウトドアで気分転換しています」
02. 秋冬の足もとは脱ぎ履きがラクなサイドゴアブーツ
― シンプルでカジュアルな私服姿にも定評があり、スナップなどに登場することもしばしば。最近は、黒を着ることが増えたそうです。
「アメリカ古着やヨーロッパのレースが好きという、自分のテイストは変わっていませんが、いろいろなMYブームを経て、今はシンプルなスタイルに落ち着きました。自分の生活や年齢にフィットするものを着ている感じです。黒を着ることが多くなり、アウトドアの仕事も増えたので、それなりにスペックのあるアイテムも加わりました。SHAKAのサイドゴアブーツもそのひとつです」
― 福田さんはもともとサイドゴアブーツが好きで、英国調のドレッシーなレザーソールやドクターマーチンのようなワークスタイルのサイドゴアブーツなど、何足かそろえています。
「きれいめや、ワークっぽいサイドゴアブーツは多いのに、じゃあアウトドアは?というと、今までコレといったものがなかったから、SHAKAのトレックチェルシーATはバッチリでした。先日、東京に台風が上陸した大雨の日もこれで仕事に出ましたが、撥水加工が施されていてソールにグリップ力もあるので余裕でした!可愛いのに機能的。そんなところが気に入っています」
03. 普段着でアウトドアへという“構えない”スタイル
― 愛車は1972年製のフォルクスワーゲン・タイプ3。仕事の足としてはもちろん、撮影の小道具としてカタログ撮影に登場することも。
「車の運転にブーツやヒールはよくないといわれていますが、トレックチェルシーATはなんの支障もありません。東京はアスファルト、アウトドアでは土や砂利の上を歩くじゃないですか?このブーツはクッション性がよくて、どこを歩いていても同じような感覚。すごく履きやすいです」
― オーラリーのニットとコンチョ飾りがさりげないトーガ×ディッキーズのパンツにSHAKAのトレックチェルシーATが旬のニュアンスを添えます。
「素材がやわらかくて踵のカーブも優しいから、靴擦れもしませんでした。ゴムの部分の目も詰まっていて、サイドゴアにありがちなゴムの伸びダレもしなさそう。私、このままの格好でアウトドアにも行くんです。シェルやダウンなどある程度の装備はしますが、普段使っているものをそのままアウトドアでもという“構えない”ことをテーマにしているので。だから手入れも簡単そうなこのブーツは本当に最高です」
― PROFILE
猪野正哉さん
焚き火マイスター
モデルを経て、ライター、アウトドアプランナーとして活躍。日本焚き火協会の会長でもあり、地元・千葉では「たき火ヴィレッジ〈いの〉」(非公開)を運営。『石橋、薪を焚べる』(フジテレビ)では焚き火の監修を務めた。昨年は『焚き火の本』(山と渓谷社)も上梓。
着用モデル:433201 TREK CHELSEA AT/DARK SAND
見ているだけで癒され本音で語れる焚き火をもっと気軽に
01. 火を囲む時間が大事だから方法は簡単でいい
― アウトドアのアクティビティの中でも近年、注目されている焚き火。猪野さんは焚き火マイスターとして、ワークショップを開催したり、テレビなどメディアを通してその魅力をわかりやすく伝えてきました。
「最近の焚き火の盛り上がりにはちょっと驚いています。僕の方法がわかりやすいと言われるのは、僕自身がアウトドアの先輩方にいろいろ教えてもらって、いいとこ取りをしてきた一般人だからでしょうね。火を囲む、その時間を楽しんでほしいので、過程としての火起こしは、難しいことはしなくてもいいと思っているんです」
― 「たき火ヴィレッジ〈いの〉」にて、実際に薪を割るところから火起こしまでを見せてもらうと、とても手際がよく、素朴な質問にもユーモアを交えて応えてくれます。
「大きな木片を斧である程度の大きさにして、その後は鉈で割っていきます。この作業をバトニングと言います。刃物を扱うとき、手袋に滑り止めがついていないなら素手のほうが安全です。着火の際に役に立つフェザースティックは、膝で木を固定すると削りやすいですよ。ファイヤースターター(金属棒の火起こし道具)を使う人も増えましたが、僕は着火剤も使います。道具も100均にあるものを使ったり、あるものは何でも使おう主義で、“こだわらない”のがこだわりです」
02. 焚き火やキャンプはスウェットのような普段着で
― 山に登るときの本格的な装備の反動で、焚き火をするときは普段着が多いそうです。この日もTシャツ&白のスウェットパンツにSHAKAのトレックチェルシーATをさらりと合わせていました。
「山の過酷な状況を知っているから、キャンプや焚き火なら軽装でも命にかかわることはないだろうと。最近は家でもジャージやスウェットパンツで生活しているので、焚き火はもっぱらスウェットです。SHAKAのトレックチェルシーATは、履き口のところにスウェットがたまるバランスが好きで、気に入っています。見た目以上に軽量なのもいいですね。色も僕はベージュが実は万能だと思う。街でも履くために、焚き火で汚れた後は拭いています。撥水加工されていると手入れも簡単ですね」
03. 焚き火を囲むことでリラックスした時間が過ごせる
― muracoの焚き火台に手際よく薪を積み上げ、着火剤を塗ってライターで火を点けると、あっという間に火が燃え上がりました。
「火をつけたら触らないのが極意です。大事なのは薪の組み方で、これさえちゃんとしていれば火は自然と広がっていきます。スギやヒノキのような針葉樹は油分が多く、よく燃えて大きく爆ぜ(バチバチと弾けること)ます。ナラやケヤキのような広葉樹は針葉樹ほど爆ぜないし火持ちがいいのが特徴です。以前、テレビ番組でバチバチ言わせてほしいとリクエストされ、針葉樹で焚火をしたら火の粉があちこちに飛んで、衣装に穴がたくさん開いてしまったことがありましたが、それはそれで焚き火の醍醐味なんですよ」
― 焚き火を囲んでいると心が和み、普段は気恥ずかしいことも本音で話せたり、無言でいても穏やかな時間が流れる心地よさがあります。
「僕自身、仕事で失敗して悩んでいたとき、この場所で父親が囲炉裏に火をおこし、火を挟んで話をしたことで腹を割って話すことができた経験があります。焚き火は相手の目を見ないで話せるので、気持ちがラクになって本音が出るのでしょうね。だから焚き火が、もっと気軽に楽しめるようになればいいなと思っています」
スペックのあるSHAKAのトレックチェルシーATなら、普段着のままアウトドアへ行くというスタイルも叶います。雨にも焚火にも強いこのサイドゴアブーツで、今まで以上に楽しい秋冬シーズンを!