JOURNAL

SHAKA愛好家と作り手による新作サンダル座談会

2021年の春夏シーズンに向けて、SHAKAの新作サンダルが登場します。男女4人のSHAKA愛好家と作り手が一堂に会し、新作をじっくり検証。その魅力やこの春のスタイリング提案などを、心ゆくまで語っていただきました。



ー PROFILE
Left to Right



藤尾洸喜さん

ビーミング by ビームスバイヤー
ヤングファミリー層に向けてクリーンカジュアルを提案する、ビームスのライフスタイル型セレクトショップの敏腕メンズバイヤー。SHAKAへの別注を手がけヒットさせた実績も。


高橋美帆さん

スタイリスト
LEEやBAILAで活躍する人気スタイリスト。3歳の愛息との私服コーディネートを紹介する【ママスタイリストの「おやこどもコーデ」】連載も大好評。


アケミロドリーさん

モデル
キュートな笑顔にファンも多い日本とブラジルのハーフ。広告、ファッション、ライフスタイルと幅広いメディアに登場。SHAKAをきっかけにサンダルが好きになったという経歴の持ち主。


室町聡文

SHAKAディレクター
バイヤーとして活躍するかたわら、SHAKAの企画を手がける。ブランドのリバイバルに尽力した経緯もあり、SHAKAへの愛情は絶大。機能とファッションの両立を常に意識している。





機能性と安全性を優先したモノ作り

室町 : 今回ご紹介する5型のサンダルはすべて2021年春夏の新作です。SHAKAは毎シーズン30型くらいのサンダルをリリースしていますが、その中に10型ほど新作があります。今シーズンの特徴としては、アースカラーをキーカラーにしている点。今までより大人っぽく履いていただけると思います。

藤尾 : アースカラーは現在のファッション全体のトレンドですから。

高橋 : レディースでもベージュがトレンドカラーになっているので、マッチしますね。

室町 : それぞれの特徴を解説しますね。まずはNEO RALLY AT(ネオラリーAT)。甲の部分はシートベルトのような縞のナイロンテープで、裏面にネオプレンをあしらっているので、足入れがしやすくなっています。

アケミ : SHAKAのサンダルはここ(ナイロンテープの裏)がネオプレンになっているから靴ズレしないんですよね!

室町 : ありがとうございます。推しは自社で開発したATソール。ATというのはオールテレーン(ALL TERRAIN)のことで、全地形を踏破できるソールになっています。

藤尾 : オールテレーンは四輪駆動車のタイヤで使われていますが、アウトドアシューズのソールなどでも最近よく聞きます。

室町 : 裏面をSHARK TOOTH GRIP(シャーク トゥース グリップ)、サメの歯のような形状にして、グリップ力を向上させています。ハイテクスニーカーなどでもおなじみのEVAインジェクションソールだから、軽くてクッション性があります。見た目はゴツめですが、持っていただくと分かるようにとても軽いんです。

アケミ : 本当ですね。クッション性も確かに(フットベッドを押して)いい感じです。

室町 : 履いていただいた方からは「サンダルの履き心地じゃなくて、まるでスニーカーですね!」と感動の声が寄せられていて、最高傑作ができたと自負しております。

藤尾 : オールテレーンということは、水に濡れた状態でも滑りにくいということですか?

室町 : アウトソールをゴム素材にして溝も入れているので、通常のものより滑りにくくなっています。アウトドアでの外遊びを想定して作っていますので。

藤尾 : 去年の春夏、ATソールで別注したモデルは女性にもすごく好評でした。

高橋 : 昨年は厚底ブームでしたしね。

室町 : CHILL OUT SF(チルアウト SF)は、定番のチルアウトというスライドサンダルに取り外しできるストラップを付けたモデル。SFはサファリソールのことで、アメリカ軍のコマンドブーツから着想したブロックパーツを取り入れています。

高橋 : ATソールよりもソールが少し厚めですね。

室町 : ナイロンテープとコーデュラナイロンのアッパーで、ここにもミリタリーのトレンドを入れています。

アケミ ストラップを外して2マイルシューズにしたいですね。ちょっと近所に行くときもおしゃれしたいから、これはいいかも。

室町 : NEO BUNGY SF(ネオバンジー SF)はSHAKAでいちばん売れている人気No,1のネオバンジーのSFソールバージョンです。

アケミ : NEO BUNGYは私も履いています。甲と足首の2か所で調整できるから、ホールド感とフィット感が抜群で愛用しています。

室町 : SLACKLINE BF(スラックライン BF)は、アウトドアのナイロンテープの綱渡り遊びから着想したモデルで、いわゆるトングサンダル。SHAKAで開発した細身のナイロンテープを使っています。レディースのサンダルでは細いストラップが主流になってきているので、そのトレンドを意識してミニマルでシンプルなデザインにしました。

高橋 : きれいめなパンツにも合わせやすいデザインですね。

室町 : テープを3点で調整できるようにしているので、足首をキュッと締めれば走ることもできます。

藤尾 : ベルクロで調整できるというのがユニークですよね。

室町 : SHAKAはあくまでスポーツサンダルというジャンルで勝負しているので、ストラップで調整するホールド感にこだわっています。

アケミ : 鼻緒のところだけ柔らかい素材になっているから痛くならなそうですね。

室町 : ソールはSHAKAの中でもいちばん薄いBFソール。BFはBAREFEET(裸足)、中がカップ状になったEVAのフットベットを採用しています。薄くてもクッション性があって、屈曲性も高いので素足で大地をつかんでいるような感覚で履けます。

高橋 : 薄いソールも今っぽい気がします。

室町 : NEO CLIMBING BF(ネオクライミング BF)は定番のネオクライミングにBFソールを搭載したモデルです。細いテープが女性らしいということで、レディースにオーダーが殺到しました。既存のテープにはこの幅のテープなかったので、テープはもちろん、プラスチックパーツもそれに合うように新たに作りました。

藤尾 : 妥協しないモノ作りの姿勢はさすがです。





靴ズレせず、フィット感も抜群のSHAKA

室町 : 皆さまに気持ちよく履いていただけるようにモノ作りしています。製品化するまでのテストでも「ここが当たる」と言われたら、流さずどうしたら解消できるかを考えて、ミリ単位で調整したり、素材や縫製までチェックしてます。実際に足入れして履き心地のよさを実感してほしいので、ぜひ気になるモデルを試着してみてください。

アケミ : NEO RALLY ATは本当にサンダルじゃないですね! スニーカーみたい。雨でも滑らなそうなのでこれは履いてみたいです。

室町 : ATソールのモデルはまだ履いてないんですね?

アケミ : はい。SHAKAじゃないんですが、前に雨の日にサンダルを履いて滑って尾てい骨を打ったことがあるので、雨の日はサンダルを履くのが怖くて(苦)。

藤尾 : それは苦い経験ですね。

アケミ でもATソールなら滑らなそう。

室町 : 悪路でもグリップが効くように設計されていますので、安心してください。

アケミ : フットベッドの安定感もいいです。ほかのサンダルって、フットベッドの上で足が滑ったりするんですが、これは大丈夫。

藤尾 : 本当にサンダルが苦手なんですね(笑)。

アケミ : SHAKAを履くまでは、サンダルがめちゃくちゃ苦手でした。

室町 : 僕たちは安全性を備えて初めてスポーツサンダルだと思っていますので。トウの部分にも溝を入れるなど、万全を尽くしています。

藤尾 : さっきSLACKLINE BFがいちばんきれいめに合わせやすいと高橋さんがおっしゃっていましたが、SHAKAって今までのモデルは女性らしいコーディネートには合わせにくいのかなと思っていたんです。でもSLACKLINE BFの登場でイメージが変わりましたね。スタイリスト観点だなと感心しました。メンズだけでオーダーしてしまったのを今、ちょっと後悔しています(笑)。

室町 : 男目線だとマッチョがトレイルランニングしているみたいなシーンをイメージしがちですが(笑)。SHAKAは女性にも人気があるので、素材や色目は意識しました。

高橋 : さきほどコヨーテとおっしゃったベージュっぽいカラーは光沢があってゴールドのようにも見えて、上品さもありますね。

アケミ : そのNEO BUNGY SFも素敵ですね。

室町 : 70年代のアメリカ軍のBDUパンツのような色味をイメージしました。素材によって色の出方が違うので結果的にグラデーションになって。ソールのイメージもマッチしてミリタリーにうまく落とし込めたと思います。

アケミ : SLACKLINE BFは鼻緒のストラップが柔らかいから、当たらないですね。

室町 : 素材の柔らかさもそうですが、縫製にも工夫を凝らして、肌に触れる内側に糸が出ないようにしています。敏感な方は糸の当たりひとつで「当たる」と感じますから。

アケミ : すごくいいです!それから普通のサンダルだとこのデザインは踵部分がカパカパするので全然履かなかったんですが、これなら履きたい。

室町 : トングタイプはビーサンのように履けますし、少しずらしてTストラップのように履くこともできて、見え方の違いも楽しめます。

藤尾 : ソールは薄いけれど意外にしっかりしていて、これで硬いと足が痛くなりそうですが、柔らかくてフィットするから、確かに大地を踏みしめてる感はあるかも。

高橋 : CHILL OUT SFは甲部分が2か所で調整できるから、踵のストラップを外してもフィット感がありますね。

室町 : 玄関先にヒールストラップを外して置いているんですが、もうこればかり履いてしまいます(笑)。

高橋 : わかります。長時間履くときもこのソールはいいですね。

室町 : SFソールもATソールも長時間向きです。

藤尾 : NEO RALLY ATも良いけど、NEO BUNGY SFがやっぱり履きやすいかな。デザインも十分ミニマルだし、服にも合わせやすそうだし。





トレンド感のあるスタイルにもすっとなじむ

高橋 : ATソールやSFソールのようなボリュームサンダルは、ワイドパンツならキレイ目のスタイルにも合いそうですよね。光沢のあるナイロン素材で女性らしいポイントもあるから、ワンピースやフレアスカートのハズしにも使えそう。

藤尾 : そうですね。さっきおっしゃっていたようにソックスを入れてのコーディネートもよさそうですね。

高橋 : ボーイッシュなスタイルが好きならサンダルをメインにしてショートパンツを合わせるのもかわいいと思います。

アケミ : ワントーンコーディネートがトレンドだからSHAKAのベージュとかオリーブ系のワントーンサンダルはトレンド感もあってマッチしそう。

藤尾 : トレンド的にはSLACKLINE BFに注目しています。当社の別ブランドのバイヤーが、細いストラップのサンダルを探していたのですが、なかなかなくて、SHAKAの展示会に行ったらコレがあったので、やっぱりスゴイなと。ほかでもやっているところはあったんですが、仕上がりやトレンド感はSHAKAが抜群でした。

室町 : ありがとうございます。

藤尾 : ビーミングではクリーンカジュアルを根幹にしているので、ジャケットスタイルにこういう細いストラップのサンダルを合わせるのも新鮮ですよね。別注もやりたかったのですが、実際はNEO BUNGY SFを別注しています。

室町 : トウとヒールに少しだけ色を入れるという、僕たちではできない発想でオーダーいただきました。SHAKAは単色が多いので、これは他になく本当にカッコいいと思います。

藤尾 : 誰が見るのかという部分へのこだわりですが(笑)。

アケミ : 歩いているとソールはけっこう見えますよね。階段とかで配色が見えたらカッコいいと思います。私も男性にはSLACKLINE BFに挑戦してほしい! カーゴパンツに白Tとか、シンプルなコーディネートで。

藤尾 : 間違いないコーディネートだ。

藤尾 : 僕はSHAKAの黒サンダルにタイダイソックスを合わせたいと思っていた! 

室町 : SFソールのラギッドな感じとビーミングさんのクリーンカジュアルとのギャップもカッコいいですよね。

藤尾 : フレンチミリタリーっていうのがメンズのトレンドのキーワードにあるので、SHAKAの上品なオリーブにはそんなムードもあってよいなとも思っています。

アケミ : NEO BUNGY SFは川遊びに履いていきたいです。ヒールのフックみたいなパーツは乾かすとき用?

室町 : 僕は水の中をザバザバ歩いた後、そのフックに引っ掛けて干しています。すぐ乾くから、乾いたらそのまま車を運転して帰るなんて使い方をしています。





機能性が向上しても買いやすい価格はそのまま

アケミ : 履いてちょっとしたら靴ズレして、一日不快に終わったなんてことがないのがSHAKAの魅力ですよね。

室町 : せっかくかわいいと思って買っていただたいたのに1、2時間履いて足に合わないとテンションがさがっちゃいますよね。そうならないようにしっかりテストしながらモノ作りをしています。

藤尾 : もともとは南アフリカのブランドと伺っていますが、日本人向けに木型も作り直しているんですよね?

室町 : 欧米人に向けて作られていたので木型はやっぱり細いんですね。オリジナルモデルはその木型を使っていますが、ストラップでアジャストできるようにしていますので、日本人でもちょうどいい足入れ感で履いていただけると思います。新作に関しては日本人向けの木型を採用しています。

藤尾 : なるほど。機能面については展示会でも伺っていたので、一通り知っていましたが、世代の違う女性の意見もきけて、今日はすごい勉強になりました。

高橋 : スポーツサンダルは男性向けというイメージが強かったんですが、トング風のデザインのように女性のトレンドも意識していて、より女性に人気が出ると思いました。

藤尾 : 確かに。サンダルのブランドにはトレンドを追っかけているイメージがないですよね。

アケミ : SHAKAのおかげでサンダルが好きになりました。今日は安全に履けるということも確認できてよかったです。あと機能が向上しても価格が据え置きなので、これなら高校生でも買えそう。

室町 : そこは企業努力をしています。皆さんに気持ちよく履いていただきたい一心で日々開発に励んでいます。

アケミ : 新作も全部かわいかったんですが、また柄のかわいいのも作ってくださいね!

室町 : 了解しました。皆さま、本日は本当にありがとうございました!





ー SHAKA 2021 SPRING & SUMMER RECOMMENDS

NEO RALLY AT  ¥10,780 (税込)  2021年4月発売予定

NEO BUNGY SF  ¥10,780 (税込)  2021年5月発売予定

CHILL OUT SF  ¥10,780 (税込)  2021年5月発売予定

SLACKLINE BF  ¥8,580 (税込)  2021年5月発売予定

NEO CLIMBING BF  ¥8,580 (税込)  2021年5月発売予定

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